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  • 2026.08.10
  • 修了生の声
  • アルムナイインタビュー③「人材開発のど真ん中で、理論を武器にする」

 

LDC4期修了生 大橋 淳也さん (メガバンク・人事部)

 

立教大学経営学部リーダーシップ開発コース(LDC)は、人づくり、組織づくりのプロフェッショナルを育成するオンライン社会人大学院です。LDCでの学びは、現在の仕事やキャリアにどう活かされているのでしょうか。LDC修了後、活躍の幅を広げているLDC4期修了生 大橋 淳也さん(メガバンク・人事部)にお話を伺いました。

 

―LDC修了後1年が経ちましたが、改めて今、振り返ってみていかがですか?

大橋さん LDCの2年間は、夢中になって過ごした時間でした。考えたり、勉強したり、仲間と対話したりすることに没頭し、本当に充実した日々でした。修了から1年がたった今は、仕事内容の変化もあって、知見や人とのつながりがさらに広がり、自分の世界観そのものが大きく変わってきたと実感します。

 

―現在、どんなお仕事をなさっているのか教えてください。

大橋さん メガバンクの人材開発を専門に行う部署で、全体を統括するマネジャー職を務めています。約60名体制で、新人・若手から管理職、経営人材までを対象に、グローバルやダイバーシティ経営推進を含む全社の研修を幅広く担当している部署です。

 

―大橋さんは元々人事のお仕事をなさっていたのですか?

大橋さん はい。以前は同じ会社の人事部で採用の仕事をやっていましたが、それはLDC在学前のことです。LDC在学中は、法人のお客さま向けにHRを切り口にソリューションを提供する部署で、HR関連の新規ビジネス開発の仕事をしていました。そして、LDC修了と同時に、現在の人材開発の部署に異動となりました。

 

―修了と同時にLDCで学んだことを活かせる人材開発専門の部署へ異動、しかもマネジャーというのはすごいことですね!学んだことを活かせている、と実感することはありますか?

大橋さん 人材開発の研修企画を行う「ど真ん中」の部署なので、LDCで学んだことを日々の業務の中で直接活かしている実感があります。特に役に立っていると思うのは、「理論と実践の連動」です。LDCで大切にされている「アカデミック・プラクティショナー」という考え方を、仕事の中で実感する場面が多くあります。現在、弊社では年間100ほどの育成施策を実施しています。理論を理解していれば、そうした研修についても、要点を押さえた改善提案ができ、説明にも説得力が生まれます。理論そのものを詳しく語るわけではありませんが、背景を理解していることで、自分自身が納得したうえで方針を示せるようになるのだと思います。最近では、社内から「これはどう考えればよいのか」と質問を受ける機会も増えてきました。多くの場合、その場で理論的な背景を踏まえた見立てを示すことができますし、答えきれない場合でも、学術的な調べ方の勘所があるので、後できちんと確認して説明することができます。こうした力は、まさにLDCで学んだことの成果だと感じています。

 

―アカデミックの知見にアクセスできる、というのは、LDCで学んだからこそですね。

大橋さん そうですね。LDCで学んだことで、目の前にあるものを再発見することも増えました。長年続けられてきた研修を、理論と照らし合わせて見直してみると、実は非常に理に適っていると気づくことがあります。理論は、新しいものを取り入れるためだけでなく、既にある実践の価値を捉え直すうえでも役立っています。また、LDCで築いたつながりは、修了後も大きな支えになっています。先生方に社内セミナーをお願いしたり、施策について相談に乗っていただいたりする機会もあり、学びが今も続いている感覚があります。

 

―大橋さんがこれからやっていきたいことはどんなことですか?

大橋さん 銀行業界は、ビジネス環境として大きな転換期を迎えており、弊社は人事制度の改定を行ったところでもありますので、全従業員、そして部署のメンバー一人ひとりにしっかりと向き合うことに注力したいと思っております。

育成は、研修だけで完結するものではなく、人事制度、現場でのマネジメント、個々人のキャリアと連動して初めて力を発揮するものだと考えています。LDCで得た「理論と実践を往還する力」を土台に、育成を人事施策全体や現場の実践とつなぎ、組織の変化を支えられる人材開発をつくっていきたいです。

 

―お話を聞かせていただき、ありがとうございました。