LDCでは、教育内容の改善と大学院運営の向上を目的として、毎年、年度末に在学生にアンケート調査を実施しています。この記事では、2025年度末アンケート調査の一部をご紹介しながら、LDCでの学びに対してどう感じているのか、自分自身についてどのような変化を感じているのか、といったことを見ていきたいと思います。アンケートにご回答いただいたのは、1年次16名、2年次17名、合計33名です。
●在学中から仕事に活きるLDCの学び
「大学院で学んだことが現在の仕事・業務で活かされていると思いますか?」という設問に対しては、9割近くが「⼤学院で 学んだことが現在の仕事・業務で活かされていると思う」と答えています。
・大学院で学んだことが現在の仕事・業務で活かされていると思いますか?

では、どのようなことが仕事や業務に活かせたのでしょうか。アンケート回答の自由記述欄には、「学んだことを自社やクライアント先への人事施策に取り入れることができた」「組織開発、人材開発のための知識やスキルが身についたことで仕事の幅が広がった」など、直接実務に役立てることができた、という声のほか、「人や組織に対する見方が変わった」「自分自身の人との関わり方が変わった」など、自身の変化が仕事に活かされているという声もありました。アンケート回答から一部を抜粋してご紹介いたします。
■人事からより経営に近いポジションにシフト。この 1 年で学んだことを総動員しながら経営 に資する人事を目指し奮闘しています。 特に、戦略的人的資源管理で学んだ様々なフレームワークは実務に活かせる点が多く、常に復習しながら業務に励んでいます。
■プロセス(氷⼭の下)を意識するという感覚は⼊学前にはなかった。今は仕事の場でも、プロセスを意識し、自分が感じたことや⾒えたことを少しずつ場に出すことができるようになった。
■授業での学びは自分の仕事内容(人材開発、組織開発)とほぼリンクしており、教材開発やデリバリーに学びを多いに取り入れることができました。また、顧客との課題設定やデリバリー後の振り返りの質が変わってきた、ということも実感しています。
■チームワークを通じて「セルフ・アウェアネス」を高めることができた。自分の思考や行動の癖を知ることができ、自分自身の持っているバイアスを自覚しながら事を進められるようになった。
■人事制度全般に対する知識、課題特定のためのフレームワークなど、業務に役立つ知識やスキルを学んだことで、業務領域を拡大することができ、昇格、昇給につながった。
■内部実践者として研修設計や施策が及ぼす波及効果の予測などに、アカデミックな知識(理論や概念、先行研究など)が役立っています。また、質的・量的な分析手法に関する知識を得たことで、組織内課題の分析や研修効果の分析の質も向上しました。
■スキルや能力を獲得したことにより、仕事の幅が広がった。大学院で学んだことで、データ解析など、未経験の業務を任せてもらうことができた。学んだことと実務経験を融合させることで、教育機関での登壇機会を得た。
■学んだことほぼ全てを実務に活かすことができました。全ての講義が体系的、網羅的、実践的かつ、最新の知見を学べたことで、それらを有機的に連携させて、応用範囲を広げることができました。
●LDCで学んだ中での最も大きな変化ときっかけは?
「⼤学院⽣活を通じて、この1年間の中であなたに起きた最も⼤きな変化は何でしたか。どのようなことが、その変化のきっかけになりましたか?」という設問では「知識や理論を学ぶことで自信がついた」「学びに対する姿勢が変わった」といった声がありました。アンケート回答から一部を抜粋してご紹介いたします。
■様々な講義で⼈事と経営の連動や、学びの実践を伝えていただいたことで、実務にも高い視座で取り組めるようになったと感じています。
■ここ数カ月の変化ですが、日々起こる様々な場⾯でふと「この事象って何かの理論で説明できるのかな?」と考えて自分で調べるようになってきました。
■学びの習慣が身に付きました。学ばない⽇を作る⽅が気持ち悪いというくらい習慣になりました。
■⾃分のありのままを受容できるようになったように感じます。
■キャリアチェンジをして、⼈事‧組織戦略に責任を持つ⽴場になりたい、あるいは、そのためのクライアントワークを⾏う⽴場になりたいという意識が強まりました。
■なんとなく感覚的‧経験的に「良い」とされていることが、どのような研究知見に基づいてそう言われているのか知るようになり、以前より⾃信を持てるようになってきました。
■LFPを通して、課題解決に取り組む姿勢が変わりました。1つの課題解決により深く、より執念深く取り組むことで、⾃信も⽣まれました。
■⼤学院にセキュアな環境を与えていただいたことで、AIの活⽤度が劇的に上がった。
■モノゴトに対するさまざまな観点を持てるようになった。事象の捉え⽅も画⼀的だったのが、柔軟に捉えられるようになった。
■いままで勘や経験でやっていたことを、学術的な側⾯も考えて実践できるようになった。
●全員が「LDCをお薦めしたい」と回答
職場の同僚や部下、友人から「人づくり・組織づくり(人材開発・組織開発・リーダーシップ開発)の高度専門人材になりたい」という相談があった時に、LDCをお薦めするかどうかを尋ねた設問では、全員が「推奨したい」または「推奨したことがある」といった回答となりました。
・職場の同僚や部下、友人から「人づくり・組織づくり(人材開発・組織開発・リーダーシップ開発)の高度専門人材になりたい」という相談があった時に、LDCをお薦めする可能性がありますか?

● LDCのコースの価値や魅力とは?
「LDCで学ばれていない方々に、LDCのコースの価値や魅力を伝えるとしたらどんなことを伝えたくなりますか」という問いには以下のような回答がありました。アンケート回答から一部を抜粋してご紹介いたします。
■⼈材開発‧組織開発に必要な知識を体系的に学び、またそれをコース内のプロジェクト活動を通じて⼀通り実践することができるため、実⽤的な⼒を得ることが可能。
■理論と実践を往還する実践経験が得られる。葛藤も含めて同期とともに乗り越え⽅を学び、⾃⾝のあり⽅を⾒つめ、よりよく修正していく機会になる。
■多様なバックグラウンドを持つ仲間との関係を通して、⾃⾝や周囲、社会との関係について深く考え、⾃分の中で再構築する豊かな機会となる⼤学院。
■⼈材開発‧組織開発を体系的に学べることはもちろん、単なる知識習得にとどまらない点が⼤きな魅⼒。同期や顧客、そしてアルムナイの先輩⽅との関わりを通じた実践的な学びは、⾃⾝のリーダーシップを深く⾒つめ直す貴重な機会となる。
■「⼈と組織」に徹底的に向き合う⽇本で唯⼀の⼤学院。⼈事に限らず、どのような組織にいても求められる要素を⾝につけることができる。 創発的な学びを深める場であり、同期、先輩後輩とも深いつながりが⽣まれ、世界が社外に広がる。フルオンライン受講が可能で、業務の犠牲を最⼩限に抑えることができる。
■⼈材開発や組織開発について、「経営へのインパクト」を念頭に置いた⼿法を学べる。⼤学院ではあるものの、科学知と臨床知のどちらも⼤切にしており、実践的である。⾃分⾃⾝のリーダーシップ開発も促される。オンラインで、質の⾼い、双方向のコミュニケーションがある授業が受けられる。LDCコミュニティのつながりが重視されており、濃い⼈間関係を作ることができる。
ここまでアンケート調査の一部をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。LDCで得られた知識やスキルを仕事での実践に役立てていることはもちろん、自己認識や学び方にまでも変化を感じている、という声が印象的でした。
4月からは7期生となる新入生を迎え、新たなLDCの学びの日々がスタートしています。今年度のLDCでは、どのような学びや変化が生まれるのでしょうか。

