2024年3月16日（土）立教大学池袋キャンパスにて、「LDC教職員振り返りミーティング」、「修了生によるリーダーシップ・エンドレス・プロジェクト報告会」、「2年次修了予定者によるLDC謝恩会」が開催されました。
2023年度のLDC教職員振り返りミーティングは、午前中に開催されました。このミーティングでは、事前に在学生から寄せられたコース運営に関するアンケート結果を全教員が確認した上で、コース全体についてと、授業間連携や授業実施方法について熱心な議論が交わされました。
この日の午後には、リーダーシップ開発コース（通称LDC）アラムナイによるリーダーシップ・エンドレス・プロジェクト報告会（通称LEP報告会）が開催されました。
LEPとは、立教大学大学院経営学研究科経営学専攻LDCの1期修了生たちが、大学院修了後も学びあいを続けたい、との思いから始めたアラムナイ活動です。大学院2年次のリーダーシップ・ファイナル・プロジェクト（以下、LFP）を終えてLDCを修了してもそれぞれの現場で永遠に学び続けよう…との思いをこめて、「リーダーシップ “エンドレス” プロジェクト」と名づけられました。
LEP報告会はLDCアラムナイによる1年間の“学び”の成果報告会です。昨年度の第1回につづき、今年度は2回目の開催ということで、1期・2期の修了生12名が、教室2部屋を使い、ポスターセッション形式で、それぞれの現場での実践や日頃の研究成果を報告しました。参加者は1期・2期の修了生が18名、3月修了予定の3期生が10名。教職員も10名ほどが参加し、総勢40名近く集まりました。
LDCアラムナイ12名の報告内容やテーマは多岐に渡っています。LFPでの取り組みを継続、さらに発展させている人もいれば、新たな取り組みにチャレンジしている人もいました。どの取り組みも学術的な理論や調査分析によるデータの裏づけがされ、非常に納得感の高いものになっており、単なる現場での実践発表に留まらないところにLDCアラムナイらしさが感じられました。人事担当者やHRBP、人事コンサルタント、経営者…など、立場は違っても、それぞれの持ち場での課題解決に“エンドレス”に取り組んでいる様子が伝わってきました。
報告を終えたアラムナイメンバーからは、「先生方からも報告に対してフィードバックをもらえたので実践に活かしたい」、「日頃の自分の活動をまとめ、振り返る貴重な機会になった」、「参加者からコメントがもらえて実践するうえで参考になった」との声が聞かれました。
中原先生からは「今日はみなさん、お疲れ様でした。人の成長には舞台が必要です。自ら舞台をつくっていかなければ、成長できません。今日は素晴らしい学びの舞台となっていたように思います。様々な取り組みや研究の発表がありましたが、中にはこのままいけば論文や書籍になりそうなものや、ラーニングバーなどに登壇して話せそうなものがいくつもありました。一言で言うと…とてもおもしろかったです！期待していますので、ぜひ来年度もよろしくお願いします！」と感想を述べました。
LDCのアラムナイ活動は、年に1度のLEP報告会だけではありません。月に1度、日曜の午前中に2時間ほどオンラインで集まり、それぞれの現場での実践や研究成果を共有する活動を行っています。「集まれる人だけがゆるく集まる感じなので、参加者が少ない時もありますが、継続しています」とのことで、このLEP報告会も毎月のアラムナイ活動の中で企画されたものです。
今年度のLEP報告会を企画した1期・2期メンバーは「今日は3期生もたくさん来てもらえて、LDCアラムナイの活動を知ってもらえるいい機会になって良かった。3期生にも入ってもらって、アラムナイ活動をさらに盛り上げていきたい」と話していました。3期生も加わり、来年度はさらにパワーアップしたLEP報告会が見られることでしょう。LDC修了は、新たな学びの始まり。LDCアラムナイの“エンドレス”な活躍から目が離せません。
この日の夕方からは、2024年3月に修了する3期生による謝恩会が行われました。
LDC謝恩会は、LDCで学んだ学生たちが2年間の学びを経て築いた絆を祝い、また教員や支援者への感謝の気持ちを表す場です。
謝恩会では、3期生全員がお揃いの服を着て教職員を出迎えました。乾杯の挨拶は石川淳先生です。
会場のあちこちで話に花が咲きます。
会のハイライトは、3期生全員による歌とダンスのパフォーマンスでした。動画には、2年間の様々な出来事が綴られた歌詞が映され、3期生が入れ替わりながら歌います。
歌とともにLDCで過ごした日々を振り返り、会場からは温かい拍手が送られ盛り参加者全員で盛り上がりました。
最後は3期生から教職員へのプレゼントが行われ、全員で記念撮影をして、お開きとなりました。
みなさま、修了おめでとうございます！