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  • 2020.11.26
  • 在校生の声
  • 在学生インタビュー「これまでになかった視野の広がりを感じています」

2020年10月17日、一期生の江幡智栄さんに入学を志したきっかけや大学院生活についてお話をうかがいました。


LDC一期生 江幡智栄さん(看護師)


―江幡さんは看護職でいらっしゃるとのことで、お忙しいかと思いますが、お仕事と大学院生活との両立はいかがですか?

江幡さん(以下敬称略):実は大学院入学と予定外の異動が重なったので、4月はかなりきつかったです。以前はデータ管理等の仕事に就いていたのですが、現在は病棟の看護師長をしています。週5日勤務、夜勤は月に1回程度ですが、金曜日の夜は病院で授業を受けていることも多いですね。とはいえ、通学するとなると2時間はかかるので、オンラインになったことはありがたかったです。


―課題などに取り組む時間を捻出することはできていましたか?

江幡:最初は大変でしたが、仕事に慣れてきたら、時間のコントロールができるようになり、上手く回るようになってきました。グループワークが多く、グループ内で「来週までにこれをやりましょう」と締め切りが決まるので、一人でやるよりもダラダラせず、時間を区切り、集中して取り組むことができている気がします。


―LDCで学ぶきっかけは?

江幡:以前から、病院の中で、変えた方がいいと分かっているのに、なかなか変えられないことがいくつもあり、モヤモヤしていて、組織全体で課題解決を行う組織開発に興味がありました。できれば大学院に行って学びたい、と思っていたのですが、仕事を辞めなくてはならないし、年齢も年齢だし…と諦めていました。ところが、私よりも年上の副部長が、大学院に通っていらっしゃるという話を聞き、 私にもできるかな?と思いはじめていたところに、中原先生の講演でLDCのことを知り、「記念受験してみよう」と思って応募したのがきっかけです(笑)。


―第一期生の中で、看護職の方はお一人ですが、その点はいかがでしたか?

江幡:他の業種の方々と交流するのはすごく楽しいです。病院関係だけだと、視野が狭くなるので、その点はとても刺激になっています。ただ、経営学の用語などは分からないものも多いので、講義を聞きながら、ネット検索したりしています。学んだ内容が看護現場に直接結びつくというものではありませんが、「経営戦略を病院に当てはめてみたらどうなるだろう」などと考えてみることで、これまでになかった視野の広がりを感じることができています。


―グループワークなどで難しさを感じることなどはありませんでしたか?

江幡:業種、職種だけでなく年代も様々な方がいて、最初はみなさんの勢いに圧倒され、困惑しましたが、今は「落ち着いて一歩引いて見る」というところに自分の立ち位置を見つけたような感じです。最近は、一般的な企業に勤務していない分、異なる視点を持つことができているのは、むしろ自分の強みなのかもしれない、とも思うようになりました。


―学んだことをお仕事に活かしていくことはできそうですか?

江幡:今は病棟マネジメントに携わっている立場ですので、リフレクションなど、現場の人材育成にすぐに活かせるものも多いと感じています。また、組織について学ぶにつれ、病院経営における看護部という組織のありかたはどうあるべきか、といったことを考えさせられますね。管理者育成や中途採用者の育成などにも興味があり、LDCでのプロジェクトを通してなにか実践ができたらいいなと考えています。その点については、来年の春学期には保田先生による「医療とリーダーシップ」の授業があるので、先生にご相談しながら深めていかれたらと考えています。


―今後LDCで学びたい、と考えている方にメッセージをいただけますか?

江幡:病院の中だけではなく外の社会を見るのは、新しい斬新な視点を得ることができ、自分の所属している組織を見直すうえですごく有意義だと感じます。井の中の蛙にならないためにも、ぜひ、LDCに飛び込んでいただけたらと思います。