コースについて
ミッション
身につけられる能力
本課程に2年(4学期)以上在学して所定の単位を修得し、リーダーシップ・ファイナル・プロジェクトにおける課題解決をまとめたプレゼンテーションを実施して報告書を提出した者で、審査および最終試験に合格した者に、修士(経営学)の学位を授与します。
本課程の修了者はすべて、人、組織、社会などの多様な視点で思考し、グローバルに活躍できる能力を身につけます。その上で、次のいずれかの能力を身につけています。
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1
課題解決能力
経営学を基盤としつつ、リーダーシップ開発・人材開発・組織開発についての専門的知識を有し、各種人事データの解析を行い、組織において課題解決を行うことで高度専門職業人として活躍できる能力
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2
研究者として博士課程
後期課程に進学できる能力経営学を基盤としつつ、リーダーシップ開発・人材開発・組織開発についての専門的知識を有し、研究者として博士課程後期課程に進学できる能力
科目構成
経営学専攻では、リーダーシップ開発・人材開発・組織開発を実行することができる高度専門職業人、もしくはリーダーシップ開発・人材開発・組織開発を研究する研究者を養成するためのカリキュラムを用意しています。なお、積み上げ式に着実に必要な知識・スキルを身につけるカリキュラムとなるよう必修科目が多く配置されています。修了要件単位数30単位の内訳は以下の通りです。
- 必修科目
- 22単位
- 選択必修科目
- 2単位
- 選択科目
- 6単位以上
学生の受け入れ
以下の要件をすべて満たす学生を受け入れる。
- 1.学士の学位を有し、企業・組織等に一定年限雇用され、特定の業務経験を有する学生
- 2.経営学の基礎的知識について、経営系の学部で習得すべきレベルを保有している学生
- 3.英語文献の講読ができる程度の基礎的な英語力を保有している学生
- 4.経営学の知識を基盤としつつ、リーダーシップ開発・人材開発・組織開発について学ぶことに意欲のある学生
特徴
「人づくりと組織づくりの大学院」
立教大学大学院 経営学研究科 経営学専攻 リーダーシップ開発コースは、「豊かな経営学知識」に基づきながら、「次世代のリーダーシップ開発(人材開発・組織開発)」を企業・組織で推進することのできる高度専門人材を育成することを目的にした、まったく新しい大学院です。以下の5つの特徴をもっています。
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1. 経営学を基盤としつつ、「人づくりと組織づくりの専門科目」を重点的に学ぶことができる
リーダーシップ開発コースは、経営学的知識を基盤としつつも、「人づくり・組織づくり・リーダー育成」といった「人と組織」に関する専門科目を重点的に学び、人事・人材マネジメントの高度専門人材を育成することを目的にしています。
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2. 必修授業のコースワークで基礎を確実に学ぶ
リーダーシップ開発コースは、従来の、研究室ごとにわかれた指導を見直し、必修授業を確実に受講することを求めます。また、全教員が集団で指導にあたる体制を完備しています。
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3.プロジェクトにはじまり、プロジェクトに終わる実践型カリキュラム
大学院生は入学後、すぐに同級生と異種混交のチームを組み、チームで課題解決を行うことが求められます。このような課題解決をとおして実践的なリーダーシップ開発の実践を学びます。
また、修士論文に該当するものとして、全学生がリーダーシップ・ファイナル・プロジェクト(LFP)に取り組みます。LFPでは、各学生が個別にリーダーシップ開発・組織開発・人材開発にまつわるプロジェクトを自ら企画し、自ら成し遂げ、その成果をまとめあげることを通して、実践的な課題解決力を学びます。 -
4.社会人にも受講しやすい週末(金夜・土)&オンライン開講
科目は、原則として、金曜日の夜および土曜日に開講されます。
また、仕事を続けながら通学されている社会人の皆さん、および遠方にお住いの方とってのメリットの大きさを踏まえ、2021年度からオンラインのみで受講できるコースとしました。学生と教員が対面で集まり、ともに学ぶ機会の重要性も認識しており、対面とオンラインでのハイフレックス授業の機会も定期的に提供しています。 -
5.修士(経営学)+リーダーシップ開発コース修了証をダブル授与
修士(経営学)を取得できます。それに加えて、人づくり・組織づくりの専門知識を有していることを証し、「リーダーシップ開発」の「コース修了証」をダブル授与します。これらの資格は、人材開発・組織開発・リーダーシップ開発という手段を用いて、経営にインパクトをもたらす人材であることを証明します。